Sawachi Cat Studio

About

自然や暮らし、身近なことから生まれた様々な芸能を紹介し、

どこか懐かしく新しい世界へつなぐ、国内外問わず地域と交流する

イベント•ワークショップの企画•運営をする移動型スタジオです。

Sawachi Cat Studio

自然や暮らし、身近なことから

生まれた様々な芸能を紹介し、

どこか懐かしく新しい世界へつなぐ、

国内外問わず地域と交流する

イベント•ワークショップの企画 •

運営をする移動型スタジオです。

葛目絢一の写真

JUNICHI KUZUME

SawachiCatStudio代表/トゥバ民族音楽演奏家

2007年、トゥバ共和国の遊牧民に伝わる倍音唱法”ホーメイ”に出会い、習い始める。翌年、トゥバの擦弦楽器”イギル”を自作し。2019年にはトゥバの楽器職人のもとで撥弦楽器”ドシプルール”をつくる。2011年、ホーメイポップス楽団「マヌルネコ」を結成。八ヶ岳近郊を拠点に”ホーメイ”の伝統と、日々の暮らしの中から産まれる等身大のスタイルを組み合わせ活動している。

ソロ活動・出演歴/2012、2013年、チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院主催の日本の伝統音楽フェスティバル”ДУША ЯПОНИИ”(日本の心)。「信濃の国 原始感覚美術祭」「こうふのまちの芸術祭」「HI!life 八ヶ岳」「わとわまつり」「乙事キャンプ」など。2017年、トゥバの首都クズル・トゥバ西部バイタイガ地方のテーリ村・カラホル村でもコンサートを行う。

 

受賞歴/2013年ユネスコ主催の国際ホーメイシンポジウムインターネットコンペティションで優勝。2017年、第3回日本ホーメイコンテスト」で3位入賞 + チョドゥラー•トゥマット賞をW受賞。


Nao

コーディネーター

企画運営、アーティストのサポート、広報、イラストレーター、音風景パーカッション・コーラス担当。 2013年葛目絢一との出会いをきっかけに音楽を始め、 ホーメイポップスグループ「マヌルネコ」メンバーになる。 以来、こどものころから集めた土鈴やおもちゃ、 身近な暮らしで使う日用品などから音の風景を表現し、 音楽やアートを問わず、人が表現する場をつくる。

ロシア連邦トゥバ共和国

アジア中央部、南シベリアと呼ばれる地域に位置する、日本のほぼ半分の面積に、人口約30万人が暮らす。国民の約8割がトゥバ人、残り2割はロシア人やその他の民族。トルコ語と同じテュルク語系のトゥバ語とロシア語を話す。現在は定住しているトゥバ人が多いが、羊、山羊、牛、トナカイ、ヤク、ラクダなどを遊牧し、今までも狩猟を営む生活も見られる。


ホーメイとは

「ホーメイ」とはトゥバの喉歌(のどうた)の総称で,「ホーメイ」は基本となるスタイルも指す言葉でもある。トゥバの喉歌には実に様々な技法があり口笛のような鋭い高音を響かせる”スグット”、仮声帯を震わせ、地響きのような超低音の声を出す”カルグラー”という代表的なスタイルを始め、様々な歌唱法がある。トゥバの音楽で最も重要とされる歌の内容は、自然・恋人・馬・故郷・喉歌・楽器など、暮らしから産まれた身近な事を歌った歌詞が多い。